- パワースポットは運気を上げる場所
- 開運の文字が運気を上げる
- 苦労をすることで運気を上げる
- リフレッシュが運気を上げる
誰もが『パワースポット』という言葉は耳にしたことがあると思います。また、『パワースポット』と呼ばれる場所に行ったことがある人も少なくはないでしょう。
私自身の経験ですが、時々、『パワースポット』に行ってみると良いと思います。その理由や『パワースポット』の効果について、ご紹介いたします。
『パワースポット』は運気を上げる場所
『パワースポット』は、運気を上げたい時に訪れる場所です。
運気を上げたい理由は、人それぞれですが、たとえば、受験や就職の合格祈願や目標達成、あるいは健康や平和を願うためです。
『パワースポット』を訪れたからといって、すぐに運気が上がるかどうかは、その後の行動によっても違ってきます。
良い行いを積み重ねていけば、運気は上がっていきますし、反対に、行いが悪ければ、何か所も『パワースポット』を巡っても運気が上がることはありません。
それなら、『パワースポット』に行っても行かなくても、どちらでもいいような気がしますが、実際に訪れてみるとわかります。心が癒され、元気になるのを実感できるでしょう。
それは、『パワースポット』には、その場所独自のエネルギーがあるからです。
風水的な考え方からすると、『パワースポット』には、エネルギーが強く、そのエネルギーが悪い気を払ってくれるといわれています。つまり、浄化作用があるのです。
『パワースポット』に訪れることで、悪い気を払い、良い気の流れが生まれるのです。
開運の文字が運気を上げる
『パワースポット』では、“開運”という言葉を目にすることがよくあります。この“開運”の文字が運気を上げる効果があると考えています。
どういうことかというと、“開運”の文字を見ると、本当に運が開け、幸せが訪れるような気持ちになるということです。つまり、自分の気持に変化が起こるわけです。
そういうものかなあ・・・と思われた方は、次の写真をご覧ください。(写真①)
この写真は、6月20日に高尾山に登った時に出会った“開運ひっぱり蛸”です。
これを見て、「あーあ、運気が下がるなあ」と思う人は、滅多にいないと思います。
実際、私が“開運ひっぱり蛸”を見た時には、「おおっ!開運だ!」と重い足の疲れも吹っ飛ぶような喜びでした。
“開運ひっぱり蛸”は、運を引き寄せるご利益があるといわれています。頭を撫でて拝むことで、仕事や人などから、ひっぱりだこになるそうです。
おそらく、あらかじめご利益のことを調べていたら、誰もが“開運ひっぱり蛸”の前で立ち止まり、頭を撫でて拝むことでしょう。
苦労をすることで運気を上げる
高尾山では、いたるところで“開運”の文字を見つけることができます。より多くの“開運”の文字を発見するためには、たくさん歩いたり、登ったりしなければなりません。
けれども、『パワースポット』とはいえ山登りです。いったん途中のベンチで腰を下ろしてしまうと、もう立ち上がりたくない、という気持ちにさえなることもあります。
私の場合も山のふもとでは、簡単に頂上まで行けると思っていたのですが、勾配のきつい上り坂を歩いている途中で、何度も「今日は頂上までいかなくてもいいかな」と思いました。
もう無理と思った時に“開運”の文字を見つけ二度目の「おおっ!開運だ!」となったわけです。(写真②)
今度は“厄除開運”です。しかし、そのそばに行くためには、長い階段を昇らなければなりません。“開運”を目の前にして諦める気持ちにはなれなかったので、重い足を一歩一歩上げながら階段を上り切りました。
「上った~!やった~!」
苦労して上った達成感から、自分の力で“開運”を手にした気持ちになれました。
苦労して目的を達成できたことは、自分の内面をポジティブに変えることができます。前向きな気持ちが普段の生活や仕事に良い影響をもたらすのです。
リフレッシュが運気を上げる
『パワースポット』の多くが、自然が豊かな場所にあります。また、歴史的な建造物があり、日常から離れた空間を味わえます。
日々の雑事を忘れさせる空気の中では、心が洗われる感覚を覚えることでしょう。つまり、心がリフレッシュできるのです。
自分自身の心の器が、日々のストレスや、もやもやしていた感情、滅入っていた気持ちでいっぱいになっていても、『パワースポット』が存在する大自然の中で浄化され、良い運気を受け入れる準備ができるわけです。
運気を引き寄せても、器に入る隙間がなければ、やがて運気は離れていきます。ですから、気持ちをリフレッシュさせて心の器を広げておくことが大切なのです。
心をリフレッシュさせるためには、『パワースポット』だけではありません。たとえ一般的には、『パワースポット』と呼ばれていなくても、自分の心が洗われる感覚になれる場所であれば、それは自分だけの『パワースポット』なのです。
私の場合は、旬の花が目の前に広がっている景色を見ると心が洗われる気持ちになります。前日に、高尾山に登ったにも関わらず、まだリフレッシュが足りない気がして、翌日の21日には、呼称、紫陽花公園に行ってきました。
公園に出かけるには躊躇してしまうようなあいにくの天気で、大粒の雨の中、大好きな白い紫陽花を見てきました。(写真③)
雨水をたっぷり含んだ紫陽花は、みずみずしく、どんよりした空の下で明かりが灯っているように輝いていました。
雨水で花弁が重くなってしまったのでしょう。うつむいて咲く紫陽花は、まるで大きなスズランのようでした。しかし、その中で凛としてまっすぐ上を向いて咲いている花を見た時に、私も頑張ろうという前向きな気持ちになれました。雨の紫陽花が心をリフレッシュさせ、ポジティブな気持ちにしてくれたのです。
『パワースポット』の高尾山と自分だけの『パワースポット』の紫陽公園のおかげで、心身のエネルギーが高まって良い気が私の中に入り込んでくるのが実感できました。
『パワースポット』は、わざわざ有名な場所に出かけていかなくてもいいのです。心が癒される自分だけの『パワースポット』を見つけて、良い運気の流れを呼び込みましょう。