8月4日の新月から徐々に月は満ちていき、8月20日、3時26分にみずがめ座で満月を迎えます。この日の満月は、「スーパームーン」と呼ばれています。「スーパームーン」の日は、スピリチュアル的に珍しい現象が起こるといわれています。
『スーパームーンの名前の由来』
8月20日は、地球と月と太陽が一直線上に並んだ状態になります。そして、月が地球にもっとも接近します。
そのため、一年で一番大きな満月として見えます。
つまり、満月が地球に一番近い日なのです。
「巨大」、「特大」と意味から「スーパームーン」と呼ばれるようになりました。
『スーパームーンの動き』
8月20日夜から21日夜にかけて、月は土星と接近します。
接近する時に、月は土星よりも速く動きます。
20日の夜には、月は土星の右側に見えますが、21日の夜になると月は土星の左側に存在します。
20日と21日の両夜とも、月と土星は早い時間帯に東の空から昇ります。
そして、翌日の朝方には西の空へ沈んでいきます。
天気が良ければ、この日は、ほとんど一晩中、月が土星の近くで輝いているのを見ることができるでしょう。
『満月の引力の影響』
「スーパームーン」の日は、月が地球に最も近い位置にあります。
そのため、引力が強まるといわれています。
いつもよりも重力気圧に左右されるので敏感な人は、頭痛やむくみで悩まされることもあるかもしれません。
満月の引力によって、身体とともに心にも影響を及ぼすこともありますから、体調が悪いと感じたら、ゆっくり身体を休めることをおすすめします。
また、腐敗が進みやすいともいわれています。
真夏でそれでなくても室温も高くなりがちです。
食べ物は、室温に放置せずに、すぐに冷蔵庫にしまうようにしましょう。
『想いが満ちる効果』
新月から満ちて満月になることから、想いが満ちる効果があるといわれています。
特に、「スーパームーン」の時には、珍しい現象が起こる可能性があり、その現象が幸せにもつながるともいわれています。
「スーパームーン」の日は、自分の願いや想いが良い方向へ進んでいるか、じっくり時間をかけて振り返ってみましょう。
心が満たされる充実感を味わえたなら、次にどのような自分になりたいか、どのように展開していきたいかをイメージすると良いです。
『願いを込める』
必ずしも人生は、自分の思うようになるとは限りません。
こうありたいと思っていても、全く違ったほうへ向いてしまうこともあります。
恋愛や仕事などのように、個人ではなく相手や複数の人が関係することは、なかなか自分の思うようにならないものです。
願いや想いが自分の思うようにいかなかった人は、満月の日に自分の言動を振り返ってみましょう。
そして、頭の中でさまざまなシミュレーションをして、良いイメージを膨らませてみるのです。
普段より強く作用する「スーパームーン」に宿るエネルギーを自分の中に取り込んで、心を込めて願うことで幸運を引き寄せます。
『ムーンウォーターをつくる』
「スーパームーン」に宿るエネルギーを自分の中に取り込む方法として、
「ムーンウォーター」をつくるのがおすすめです。
ガラスの器に水をはって、窓辺に置いておきます。
「スーパームーン」が見える窓辺なら最高ですが、天気が悪く月が見えなくても「スーパームーン」のエネルギーは受け取れます。
ガラスの器の水に月のエネルギーを移したものが「ムーンウォーター」です。
「ムーンウォーター」をそのまま飲んでもかまいませんし、バスタブに入れて月のエネルギーを感じながら、バスタイムを楽しむのも良いでしょう
また、パワーストーンや大事にしている石を月光欲させるのもおすすめです。
2024年8月20日の「スーパームーン」は、天気が良ければ、普段の満月よりも大きく、明るく見えます。
ずっと見ていると吸い込まれそうな気持になるかもしれませんし、スピリチュアル的な感覚に陥るかもしれません。
美しい「スーパームーン」を見てエネルギーを感じながら、心が癒されていくのを実感してください。